仁誠会栄養科では、管理栄養士が12名在籍しチーム活動を行っており、2年目の取り組みとなります。

今回は「糖尿病チーム」の紹介です。
糖尿病チームでは「自己管理できる患者さんを増やし、QOLの充実をはかる」「仁誠会栄養士の幅広い知識の向上」という目標を立て活動を行っています。現在もコロナ禍で集団栄養指導が自粛中のため、2023年度に向け5施設の患者さんが透析中にいつでも視聴できるよう糖尿病についてテーマを決めDVDを作成中です。

テーマ
①朝食を食べて低血糖予防～血糖管理の指標～
②食事管理の必要性や合併症について

作成中の一部分をご紹介します。

★朝食を食べて低血糖予防～血糖管理の指標～★
・朝食を抜くと、透析中に低血糖になりやすくなります。
・朝食を食べることで透析中の血糖の下がり過ぎを予防することができます。

★食事管理の必要性や合併症について★
・高血糖が持続すると特徴的な症状として口渇、多飲、易疲労感、体重減少などが出てきます。
・食事療法の目的は膵臓の負担や働きを軽減して、血糖コントロールを良好にするためです。

透析中にベッドサイドにて栄養指導を実施しています。

身についた食習慣を変えることは簡単ではありませんが、栄養相談では患者さんの生活背景を踏まえ、嗜好や生活習慣に合わせた食事プランを一緒に考えるようにしています。また、具体的なアドバイスを行うことで食事療法を無理なく実践し、継続できるよう心がけています。

そしてこれからも仁誠会の患者さん・利用者さんがいつまでも元気で長生きして頂けるように栄養面から全力でサポートしていきます。

－仁誠会クリニック黒髪　栄養科　管理栄養士－