梅雨の小さな幸せ
- 2021.07.15
- 仁誠会クリニックながみね
赤とんぼを出てから駐車場までの道中に、私の大好きな風景があります。
仕事が終わって帰る時、晴れでも雨でも曇りでも必ず振り返って「今日もお疲れ様」と言います。さらに、この田んぼに水を張った時~田植えまでの時期は最も好きな景色です。水に反射してキラキラして見えます。この時期は梅雨なので雨、曇りが多くなかなか綺麗に反射するタイミングと出会えません。
6月は10日ぐらいからずっと雨で今年も田んぼに反射する風景を撮れないのかと諦めていました。そうしたら、たまたま午後から太陽が現れて(6/21 18:20頃)この写真が撮れました。
(6/28 20:30頃)雨上がりの夜、雨で増した水面に稲が隠れて綺麗に赤とんぼの夜景が反射しています。とても幻想的な写真が撮れました。また、少し時が経った七夕の前日、同じところから撮ってきました。
(7/6 18:40頃)見てもらうと分かるように田植えから少し時間が経っているので稲が成長し、綺麗に反射してくれません。この日は天気も機嫌が難しく晴れたり荒れたり…帰りは曇っていました。
一年前の梅雨時期、人吉で大氾濫が起こり、大きな被害をもたらしました。今も熱海の土砂災害など、ニュースで流れており、自然や天気は恐ろしい一面を持っています。しかし、嘘をつかず時の流れを移してくれます。私はこれまでずっと周りは自然で溢れていたので、自然を感じると不思議と心が軽くなります。コロナ禍で慌ただしく、張り詰めた日々が続きますが、思い出した時に自然を感じ、外を眺めてみてください。きっと、何かを教えてくれると思います。
今年は七夕の夕方に虹が現れましたよ。素敵な日がやってきそうな予感がします。
―仁誠会クリニックながみね 岡村 菜生―