第2回「摂食嚥下サポーター評価者研修」を受講して
12月2日に、第2回「摂食嚥下サポーター評価者研修」の研修が行われ受講しました。
テーマ:摂食嚥下障害患者さんへのアプローチ ~口腔ケア~
口腔加算や嚥下状態を観察しないといけない利用者さんに対して業務の中、どこに注意したらよいか、アドバイスをする時に迷う事もあり不安もありましたが、内容が分かりやすく、業務でもすぐに活用出来そうな研修でした。
口腔ケアには「器質的口腔ケア」と「機能的口腔ケア」があり、「器質的口腔ケア」では、起床時の口腔内は排泄と同じくらいの細菌量があること、長期間口腔を使わないと、開口障害や唾液量の減少で嚥下障害へとつながり肺炎を起こしやすいこと、口腔清拭の順番も学びました。
「機能的口腔ケア」では、食前に行う嚥下体操やおでこ体操について学びました。嚥下障害にならないように日頃からの嚥下体操をきちんと声かけし、行うようにしたいと思います。職員からは口腔ケア後の保湿ジェルに関する事や、スポンジブラシについての質問が出ていました。
この研修を受け、嚥下に不安がある利用者さん、口腔機能維持の算定を行っている利用者さんが、いつまでも食事が美味しく口から食べることができるように声かけ、観察をして業務に努めたいと思います。
通所リハビリテーション科 鳴川のぞみ(介護士)