仁誠会では各施設でのスタッフ教育にも力を入れています。

「食事のことは栄養士に任せよう」そう思うスタッフも多いかもしれません。

ですが、透析室で最初に患者さんの情報収集をするのは当日担当する透析室スタッフです。

そこで「患者さんへの教育、コミュニケーション能力向上」を目的として、今年度入職の新人スタッフ

向けに管理栄養士が講師となり「透析食」の勉強会を開催しました。

透析食には「水分管理」「塩分管理」「カリウム」「リン」「エネルギー」の5つのポイントがあります。

スタッフが患者さんと関わるときにより実践的に話ができるように、聞き取りチェックシート・フードモデルなども活用しながら話を進めていきました。

透析患者さんには加齢などにより食事量が不足して栄養補助食品を活用されている方もおられます。

勉強会では栄養補助食品をスタッフにも試食してもらいました。

「正直まずいと思っていました。これなら飲めそうです。」「味が分かったので患者さんにも薦めやすいです」とコメントしてくれています。

スタッフも自分の専門分野だけでなく多方面に目を向けて学びを深め、患者さんのより良い透析ライフをサポートできるよう頑張っていきます。

－仁誠会クリニック黒髪　栄養科　管理栄養士－