特技を通して透析ライフを楽しむ患者さん
- 2020.07.16
- 仁誠会クリニック光の森 イベント
仁誠会クリニック光の森の「紫陽花祭り」では、患者さんが持ち寄る紫陽花の華やかさ、墨で書かれたタイトル文字の力強さが、見る人の目を楽しませています。このタイトル文字を書かれたのは透析患者のOさんです。
Oさんにタイトルをお願いしようと考えたのは、仁誠会クリニック光の森の看護師のDTW(ダイバージョナルセラピーワーカー)です。仁誠会では透析患者さんが楽しく生きるお手伝いをするために「透析生活(生きがいプラン)」「好きなことアセスメント」を作成していて、DTWはそのプランをもとに様々な支援を行っています。
書道歴約50年、熊本凧の会会員歴約30年、これまで、面白そう!楽しそう!と人生を謳歌されてきたOさん。DTWは透析を始めてまだ日の浅いOさんが、早くクリニックに慣れるよう、特技を通して透析ライフがもっと楽しくできるよう、様々な活動でお声がけをしてきました。Oさんの気さくな人柄も手伝って、これまで疫病退散祈願や夏祭り、正月飾りをはじめ、クリニックの多くの活動で筆を執り、腕を振るってこられました。今では「筆文字ならOさん!」と、すっかり頼りにされる存在に!
「人は楽しむために生きている!」との視点のもと、仁誠会では、様々なDT(ダイバージョナルセラピー)活動を行っています。これからも、患者さんと一緒に人生がもっと楽しくなるサポートを、みんなでワクワクしながら行います。
仁誠会 広報