平成31年3月28日菊陽町の協力があり、東熊本第二病院の田口靖洋様を講師に迎え、当院の患者さん職員向けに、認知症サポート養成講座を開催しました。
講師の方からは、認知症の原因・症状・対応・予防と相談窓口を分かりやすく説明をして頂きました。

始めに、皆さんの周りにこんな人はいらっしゃいませんか？の質問から始まり、みんなで考えていきました。

・同じことを何回も言ったり聞いたりする
・物の名前が出てこなくなった
・置き忘れやしまい忘れが目立つようになった
・興味や関心を示さなくなった
・ささいなことで怒りっぽくなった
・支払いを大きなお札で払うようになった
・財布を盗まれたという

最後に、講師の方からは、症状が気になれば1人で悩まずに、かかりつけの病院や市役所（町役場）の相談窓口へ相談して下さい。認知症予防は「何をしたらよいか」ではなく、どう刺激ある日常を送るかが重要です。趣味を楽しみ、自発的に楽しく運動し、脳を活性化しましょうと、お話いただきました。

受講した職員13名と患者・家族4名に認知症サポーターとしてのオレンジのリングをいただきました。今後、仁誠会クリニック光の森では、認知症の方とその家族を支援したいと思います。

看護部　赤澤千鶴