3/31（日）仁誠会クリニックながみねでは、周辺の清掃活動とお花見を行いました。

今年は3月の半ばから、春の訪れが感じられるような温かい日が続いていました。当日は春と言うにはまだ少し肌寒い朝でしたが、患者さんやご家族とスタッフの総勢40名に参加していただきました。

地域清掃では、国体道路に沿って東西のグループに分かれて、軍手をはめた手にトングとビニール袋を持ち、道端のゴミを拾って歩きました。最初は少し風も冷たく、寒そうにされている様子も見られましたが、暖かい日差しの下を歩いているうちに体も温まってきて、患者さんから「暖かくて気持ちがいいですね」「もう春なんだな」といった声が聞こえてきました。

清掃活動には、「地域の美化を推進していく」という目的がありますが、暖かな日差しや風、道沿いに咲く花の鮮やかな色や香りなど、普段は見過ごすことの多いものに五感が刺激され、とても清々しい時間を過ごすことができたように感じました。

お花見では、満開の桜の木の下でお弁当を食べながら楽しい会話が弾んでいました。患者さんからは「こんなに歩いたのは久しぶり」との声も聞かれ、適度な運動の後のお弁当の味は一際美味しかったのではないでしょうか。

今回の地域清掃とお花見では、地域の美化への取り組みに貢献し、患者さんとスタッフの心のつながりを更に深めることができ、とても有意義な時間になりました。これからも様々な活動を通して、患者さんとのコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。お忙しい中ご参加いただきました患者さんとご家族の方々、本当にありがとうございました。

仁誠会クリニックながみね 田上 潤（臨床工学技士）