コロナの流行で入院や通院、入所や通所が難しくなり、訪問看護の必要性が日々増していると感じています。
ＴＶのニュースでも“訪問看護”という言葉を耳にされる機会が増えたのではないでしょうか。ただ、「訪問看護は介護保険に入ってないと利用できない」と思っておられる方も多く、まだまだ訪問看護の認知度は低い現状です。そんな中・・・

今年の1月2日の深夜、緊急事態を訴える   呼び出しの電話がかかってきました。 「苦しい・・・。息ができない・・・」

この電話をくださったのは仁誠会クリニック光の森の透析患者のＡさん。
Ａさんは〇歳、介護保険の申請はされておらず、医療保険(通常の病院受診用の保険)を利用して、内服やインシュリンの確認等で訪問看護を受けておられました。また、通常の訪問以外に24時間いつでも訪問看護を呼んで利用できる緊急対応の利用も申し込まれていました。それで、1月2日深夜の電話、となりました。
直ぐに訪問・対応させて頂き、そのあと到着した救急隊に日頃の状況や、透析の事など伝える事が出来、スムーズな搬送につなげる事が出来ました。

後日、Aさんは溢水だったとお聞きましたが、今はすっかりお元気になられました。いつものように訪問に伺い一緒に体操を頑張っておられます。
当時の事をお伺いすると、「あの時はなんがなんかわからんで　電話したたい。」と話されました。

「訪問看護を使ってみたい。でも介護保険をもってないから・・・」と諦めず、一度ご相談ください。
もちろん、介護保険をお持ちの方も大歓迎です！ご家族の方の安心の為にも、訪問看護のご利用を検討されませんか？ご連絡、お待ちしています！

―赤とんぼ訪問看護ステーション　福間   由紀子（看護師）―