懐かしの味噌づくり教室開催しました!
- 2024.03.22
- ケアセンター赤とんぼ
2/20に通所にて、『麦味噌作り教室』を開催しました。ご好評をいただき、昨年に引き続き2回目の味噌作り教室です。
参加人数は5名。自前のエプロンを用意して気合十分の利用者さんもいらっしゃいました。
まず初めに、味噌の栄養についてお話しました。利用者さんの中には昔、自宅で味噌を作られていた方が数名おられ、『昔はこうじから作っていたから2日間はかかっていたよ』、『手作りはやっぱり味が違うのよ、私は手作りの味噌を食べていたから、市販の味噌は食べられなかったもん』など以前味噌作りをされていた時の話や手作り味噌の良さを教えて頂きました。
今回使用したのは味噌の簡単キットで、塩入り蒸しつぶし大豆と麦こうじを混ぜて密封袋に詰めるだけの簡単なものでした。
まずは、大豆と麦こうじ、水を混ぜるのですが50~60回手で混ぜ合わせます。この作業がひと苦労!皆さん数を数えながら一生懸命混ぜてくれました。
次に袋詰めです。混ぜた味噌をおにぎり程度の大きさに丸めて丁寧に袋に詰めていきます。皆さん慎重に丁寧に作業してくれたのであっという間に袋詰めまで終えることが出来ました。
冬場に作る味噌は発酵熟成するまで3ヶ月ほどかかります。常温の室内で週1回程度、袋を裏表ひっくり返します。これを3ヶ月続けて、味噌がいい色に熟成したら完成です。完成までの間、利用者さんに声掛けを行い味噌の熟成を一緒に楽しみたいと思います。
料理教室の最後に、昨年作った味噌を使用し、お湯を注ぐだけで簡単に味噌汁ができる『味噌ボール』を紹介し皆で試食をしました。
味噌、顆粒だし、乾燥わかめ(お好みの具でOK)を混ぜて、丸めて冷蔵・冷凍保存しておくと好きな時にお湯を注ぐだけで簡単に出来ます。『まとめて作っておくと便利だね』『簡単でおいしい!』と大変喜ばれました。皆さんも是非作ってみて下さい。
次回の栄養科主催の料理教室は5月を予定しています。お楽しみに♪
ー赤とんぼ 栄養科 管理栄養士ー