4月のある日、利用者さんから「そろそろ豆ごはんの季節よね。食べたいな～」とリクエストがありました。「豆ごはん、どうやって作りますか？」と尋ねると、「塩をきかせないと豆の色が悪くなるもんね、昆布も一緒に炊いてたよ」と教えてくださいました。豆ごはん好きなスタッフも加わり、5/13に豆ごはんを作る事に。今年は4月より気温の上昇もあり、5月になるとグリンピースの入手が困難になっていました。利用者さんは、「豆はあった？」「○〇さんの畑には豆があるって」と声かけくださり、当日を楽しみにされている様子でした。

当日は、声かけして参加を募り、さやから豆を出してもらいました。

グリンピースは、利用者さんに教えて頂いた塩加減で茹で、茹で汁と酒、昆布を入れて御飯を炊きました。豆を茹でる香りや御飯が炊き上がる蒸気などフロアはいい香りが漂いました。

炊き上がった御飯に、色鮮やかなグリンピースを混ぜ完成！炊き立ての豆ごはんを通所フロアのみなさんで食べました。「美味しいね」「香りがいいね」と食べながら笑顔になる方、念願の豆ごはんを堪能した利用者さんは「美味しい」とおかわりをしていました。

利用者さんの「食べたい」を形にすることで、ワクワクの楽しみ、季節を感じる、昔を思い出しコニュニケーションが広がる、たくさんの利用者さんの笑顔がありました。今年度も利用者さんの食べたい気持ちをキャッチして、皆さんと一緒に食を楽しみたいと思います。

次回のうまかもん隊キッチン報告もお楽しみに♪