あなたのお宅の餃子には、どんな具が入っていますか？
野菜は、白菜派？キャベツ派？ニラ派？   挽き肉は豚肉派？合挽派？鶏肉派？料理ひとつとっても、材料や作り方でそれぞれの家庭の特徴がでるのが手作りのいいところですよね。

赤とんぼ入所科2021年度初回の料理教室は『我が家の餃子味比べ対決！』

餃子は、家庭によって野菜や挽肉の種類、味付けの調味料もそれぞれで、家庭の特色がでやすい料理です。事前に料理教室の招待状を渡し、3つのお宅のレシピを提供してもらいました。3軒とも、材料が違い、作る前から出来上がりが楽しみでした。

T家：ニラ、玉ねぎ、ぶた挽肉　 S家:キャベツ、ニラ、ぶた挽肉     H家:ニラ、牛ぶた挽肉

野菜のカット、たねの混ぜ合わせ、包む、焼くの工程で、3分クッキングのBGMを流しながら皆さん楽しそうに料理されました。

3種類の餃子を焼き、さっそく熱々を食べ比べました。どれも甲乙つけ難く、最高に美味しい餃子でした。

『子供ふたりを育てたけん、餃子は沢山包んで食べさせよったよ』『やっぱり焼きたてはおいしかね～』『今日は、頭も使ったし、指先も使ったけん活性化しました！』と喜ばれる姿にスタッフも嬉しく思いました。

翌日、参加者の一人、Tさんの家族面談があり、娘さんに料理教室の話をすると「自分が小学生の頃、友達が家に遊びに来ると、母が餃子をたくさん作って、焼いてくれていた。とても美味しかったんですよ。」と懐かしそうに話されました。
遠い昔の想い出を嬉しそうにお話される娘さんの言葉に、なんだか心が温かくなりました。これからも赤とんぼ入所科では、自立支援とDTの要素を組み込み、活動を続けていきます。来月も楽しみです。

ケアセンター赤とんぼ　管理栄養士　橋爪　真由子