赤とんぼ長嶺『秋の収穫祭』。コロナ禍で外出が出来ず、あまり季節感を感じられなかった様子の利用者さんに、秋を感じて頂きたいと思い、企画しました。

職員が神輿を担いで登場すると笑顔と歓声が上がり、収穫祭のスタートです。

最初、明るい音楽と一緒に秋にちなんだ物の写真を見てもらい、それが何かを考えるという遊びをしました。写真を見ると懐かしさを感じられたのか、皆さん笑顔になられ、大きな声でそれが何であるかを答えられました。その利用者さんの一生懸命考える表情が印象に残りました。

次に“秋の味覚の収穫と抽選会”をしました。紙で作った柿や栗等を箱に入れて見えないようにし、手を入れて収穫してもらい、収穫した物に付いている番号で抽選会をしました。秋の味覚を収穫すると、「柿だ！」、「サツマイモだ！」と言って喜ばれる方、「これは何だろうか？」と考える方、利用者さん1人ひとりの反応が嬉しかったです。皆さん真剣で、景品が当たった方は、笑顔で喜ばれ、当たらなかった方は、少し残念そうな様子でした。

最後に参加賞として、和菓子とお茶を提供しました。「皆で食べると美味しかね～」と、とても和やかな様子でした。秋と言うには少し遅めですが、秋を感じて頂いたと思います。利用者さんの元気な顔が見られて良かったです。
―赤とんぼ長嶺　森  裕加里・橋詰  将宝（介護福祉士）ー