夏野菜の収穫が終わり、畑も寂しくなってきたため冬野菜を育てる準備を始めました！

ケアセンター赤とんぼ通所リハビリテーション科での「チャレンジプロジェクト」。今季はピーマン、カボチャ、きゅうり、コーンの成長を利用者さん達と見守り、大豊作とまではいきませんでしたが立派な野菜の収穫ができました。その野菜を使い料理教室も開催することができ、利用者の皆さんに旬の味をお裾分けすることが出来ました。

今回、利用者のHさんのお知恵を借りて、冬野菜のための土作りに通所で出る茶殻を肥料として使うことにしました。職員にも手伝ってもらい、毎日捨てていたお茶殻を堆肥用にとっておいてもらいました。茶殻はザルに入れて少し乾燥させて土に混ぜ込むとよいそうです。

まずは、固くなった土を耕し、柔らかくなったところにお茶殻を混ぜ込んでいきます。作業をしていた私達の姿を見かねて、Hさんも鍬を持ち土の耕し方を伝授して下さいました。以前は野菜作りなど楽しまれていた様で、赤とんぼ畑での作業や野菜の成長など気にかけて様子を見ておられました。

通所の活動にはあまり参加されない方ですが、「体が元気なら私が耕すとだけどね」と言われておりHさんのやる気に少しだけ火をつけられた様です。これからも、利用者さんのお知恵を借りながら赤とんぼ畑の活動を楽しんでいきたいと思います！

今回の活動は廃棄するものを堆肥としてリサイクルするSDGsを目標とした活動にもなりました。

ー赤とんぼ通所リハビリテーション　リハ科　石原（作業療法士）―