赤とんぼ入所科4階では利用者さん同士の親睦と、透析治療を頑張っている利用者さんに治療への活力へと繋げ、食の細い利用者さんには食べる事の喜びを再認識して頂けるように、お饅頭作りを企画しました。入所間もないK様は『昔はよくおはぎを作って子ども達に食べさせてたけん懐かしか〜。』Ｔ様は半年前におやつで食べたかぼちゃ饅頭の味が忘れられず『また食べてみたい。』とずっと仰っていたので実物を再現したかったのですが難易度が高すぎて断念。せめてかぼちゃを味わって頂きたくて、かぼちゃあんと粒あんの2種類を準備しました。

蒸し器の代わりに鍋を代用し蒸し立てのお饅頭はフワフワで柔らかくて立ち上がって蓋を開けたＳ様は満面の笑み。

『饅頭の皮に割れ目があるのはよく出来た証！！美味しかったよ。ありがとう。』言葉を頂きました。

今後も利用者さんと一緒に楽しみを見出しながら1日1日を大事に安心して過ごして頂けるように支援していきたいと思います。
―赤とんぼ入所科4階　介護福祉士―