赤とんぼ通所リハビリテーションは、ひまわり・さくら・もみじの3つのユニットに分かれています。その中のさくらユニットは認知症の方メインのユニットです。毎日１０～１５名程の方が利用されています。認知症の方が在宅生活を続けられるよう、体操や脳トレ、レクリエーションをしながら楽しく過ごしています。そんなさくらユニットですが、便秘が気になる利用者様が多くいらっしゃいます。便秘は、猫背であること、腹筋の力が弱いことで大腸が下がり気味となり、狭くなった腸に便が詰まり蠕動運動が起きにくくなることで便秘になりやすくなります。そのために、姿勢の改善と腹筋の強化、蠕動運動を促すマッサージが大切です。身体をひねる・伸ばす運動、足踏み運動等を中心に実施しています。これまで便秘をあまり気にされていなかった方も、職員から腸活体操の目的を聞き、「気にしていかなんね！」と意気揚々と参加されています。利用者さんが参加しやすいように、少人数で実施をしています。

さくらユニットでは、腸活体操を通じて利用者様の便秘に対する意識改革もしていきたいと思っています。
―赤とんぼ通所リハビリテーション　介護福祉士―