１月22日（金）、赤とんぼ黒髪有料老人ホームにてカクテル企画をしました。
きっかけは、ご利用者Uさんの思い出話でした。ある日、日曜営業でお出ししたカクテルを飲まれ、「昔、主人と飲んだカクテルもこんな色でした。懐かしいわ～」と、亡くなったご主人との思い出を語ってくださいました。ご主人はご自分でもカクテルを作って飲まれていたそうで、話をしているうちに当時のカクテルを再現できないだろうかと考え、今回の「思い出のカクテル」を企画。Uさんと仲良しの入居者さん４名をお誘いし、招待状をお配りしました。

Uさんの記憶にあるのは、赤、三角のカクテルグラス、シェイクの３つだけ。本人の話を手掛かりにカクテルグラスを選び、味は覚えていないということと、お酒が弱かったということから範囲を絞り、ノンアルコールカクテルにアレンジして提供しました。
今回の企画をUさんのご家族も大変喜ばれ、お住まいの神奈川県から「おつまみに」とチーズを送ってくださり、皆さんに大好評でした。

当日は、利用者さんの夕食後、間接照明とキャンドル、BGMはジャズで雰囲気づくり。普段の食堂とは違うBARの雰囲気に皆さんびっくり！
Uさんに、思い出のカクテル『メモリー』を作ってお出しすると「あぁ、懐かしい。美味しい」と、とても喜ばれました。
ご家族にテレビ電話をつなぎ、Uさん、参加者の皆さんとの会話も弾み、とても楽しんでおられました。

コロナの影響で外出もできず、ストレスを感じられることも多々あるかと思いますが、この日は「楽しかったー！」と皆さん笑顔でいっぱいでした。

赤とんぼ黒髪　村川（介護福祉士）