「フットケア」の実践と、みんなで楽しく昼食のサンドイッチ作り！

 まず担当の介護福祉士から「リンパの流れ」「筋力」「転倒を予防するには？」についてお話をしました。

フットケアは重要なケアで、糖尿病や下肢の血流障害のある足病変のある方だけではなく、その後の人生において、転倒なども予防し、人生の最後までしっかりと自分の足で歩くために大切なケアの一つであること。さらには白癬や爪白癬など問題を抱えていることが多く、病変を見つけた場合は早期に治療することの大切さも伝えました。

次に全員でケアの実践を行いました。
利用者さんの足を温かいタオルでくるみ、足先の血行を促しました。また、利用者さん自ら足をストレッチしたり、ツボを押したりと、真剣にお話を聴き実践されていました。

健康な足でしっかり歩くこと，下肢の筋力だけでなくバランスよく歩くことは，転倒予防に繋がります。利用者さんの中には、「日曜営業の翌日、浮腫みが減って歩きやすくなった」と言われ方もおられ、是非フットケアを続けて行きましょうと声掛けしました。足に関して問題のある方は少なくありません。靴下で隠れて見えない部分ですが、しっかり観察し、足病変の予防、転倒予防に今後もつなげていきます。

昼食は、利用者さん自ら作っていただくサンドイッチ作りを企画。コロナ禍で外出自粛が長引き、利用者の皆さんに少しでも息抜きになればと思い、マスク着用、しっかりと感染対策を行い取りかかりました。

皆さん自分の出来る範囲で一生懸命に作られ、「ちょっと、ポテトサラダが多いんじゃない？」「切るのはまだ？」と積極的に取り組まれ、笑いの絶えない料理教室のようになりました。サンドイッチプレートを作り、「まだ食べないの？」と皆さん待ち遠しく、待ちきれず食べられる方もおられ、楽しい時間となりました。

―赤とんぼ黒髪　春野（介護福祉士）―