待ってました!『かぼちゃの初収穫』
- 2022.09.12
- ケアセンター赤とんぼ
苗植えから約2ヶ月半、1つ目のかぼちゃを収穫することが出来ました!
受粉や追肥のタイミング、収穫時期の見極めなど難しい事だらけでしたが、利用者さんのアドバイスを参考にしながら、ご利用の度に手入れをしてくださるYさんや、成長を楽しみに見守ってくださる利用者さんたち、快く畑作業の時間を調整してくれたスタッフのおかげで、初めてのかぼちゃを立派に育てることが出来ました!ありがとうございます❣️
収穫した今年豊作のピーマンとかぼちゃで、早速料理教室を行いました。
ピーマンは塩こぶ和えに、かぼちゃはスープに。かぼちゃは硬いので包丁操作が心配でしたが、追熟期間が短かったためか硬すぎず、ドキドキする場面はありましたが、声を掛け合いながら安全に行うことが出来ました。
レンジで温めて、ブレンダーで小さくしたものを鍋で煮詰める作業も、自然と役割分担をしながら進んでいきました。煮詰めている間にピーマンの塩こぶ和えはあっという間に完成!
かぼちゃスープは少し粒が残り、甘さも控えめ。みなさんの反応はどうかな?と思っていましたが、思いの外好評で、「甘いかぼちゃを育てるのは難しかったです、甘みがもう少しでしたかね?」とお尋ねすると、「かぼちゃはこの位が美味しいんだよ!最近のかぼちゃは甘すぎる、懐かしい味がする、美味しか~」という言葉をいただき、思い出の味を思い出して頂けたことを嬉しく思いました。
通所では「チャレンジプロジェクト」としてここ数年、利用者さんと季節の野菜を畑で育て、育てた野菜を使った料理教室を行っています。料理の機会を作ることや練習の場となることはもちろんですが、旬の味を感じていただき、普段の食事や栄養面を考えるきっかけ作りや、作った食材を無駄なく使いきる、フードロスをなくすといったSDGsの意識を持ちながら取り組んで行きたいと思っています。
畑にはあと1つのかぼちゃが実りつつあります。台風を無事乗り切れますように!
―赤とんぼ通所リハビリテーション 高山(作業療法士)―