リハ科男性による「料理教室」、90点!いただきました ☆彡
- 2022.07.4
- ケアセンター赤とんぼ
赤とんぼ入所科3階で毎月開催している料理教室。今回は、リハ科の男性3名が企画担当しました。
6月が旬である赤紫蘇と紫陽花をテーマにする事で季節感を感じて頂こうと、メニューは「紫蘇ジュースと紫陽花ゼリー」に決定!日頃活動の少ない利用者さんの参加も期待しながら、早速ネットでレシピの検索です。
紫陽花ゼリーは女性の利用者さんが担当。乳酸菌飲料とサイダー、ジュースをゼラチンで固めて長時間冷やし、盛り付けまでお願いしました。紫蘇ジュースは男性の利用者さんに手でちぎってもらい、煮出した後、リンゴ酢と砂糖を入れ完成!
紫陽花ゼリー、紫蘇ジュースの彩りに、「綺麗」「いい色になったね」 と、目を輝かせておられました。どうやってこの色になるとだろうかと質問され、「エ~と、紫蘇の煮だした赤紫の汁に酢を入れると酸性になるため、色素が鮮やかに変化するんです」と説明すると、「ホホーー!?」と利用者さん。事前の下調べが役に立ちました。
昔、移動販売の八百屋を営んでいた利用者さんは「赤紫蘇を売っていた。よく奥様方が大量に買っていかれた。梅干しを漬ける為にね。」と、 回想法に繋げることができました。
また、普段、居室にいる時間が長い利用者さんも最初から最後まで参加され、離床時間の延長にも繋がり、日頃の活動の参考にもなりました。
利用者さんに聞きました。「今日の料理は何点?」
味の方は合格点をもらい、「今の私の体調にはピッタリな味。サッパリした味で美味しい。もう少し冷えていたらもっと美味しかった。90点!」と喜んでいらっしゃいました。
3階リハ科の男性陣で企画し、本番はどうなることかと不安でしたが、無事爽やかに終わることができました!
―赤とんぼ入所科3階 リハ科 渡邉 晃史(理学療法士)―