赤とんぼ長嶺ではひな祭りを前に2月中旬からひな人形を設置し、企画の準備を進めてきました。

ひな祭りの由来などは忘れがちなものです。3月3日のひな祭り当日、利用者さんにひな祭りの起源や由来をお話しさせていただきました。寒く風邪をひきやすい時期に女の子が風邪などひかぬようお雛様に災厄や穢れを引き取ってもらうことがひな祭りの由来であることや、桃は魔よけの効果があり節目である3歳・5歳・7歳の時にこのまま無事大人になれるようにと願いを込めていたことなどをお伝えしました。

利用者の皆さんは昔を思い出されたようで、「自分の小さい頃はおひなさん出してもらったかな」「子供や孫のためにひな人形を出したよ」等、当時を思い出しながら体験をお話しくださいました。

体験談を聞かせて頂いた後は、お雛様の衣装に身を包み、お内裏様に扮した職員と一緒にひな人形の前で写真撮影。笑顔に溢れ思い出に残る一枚が撮れました。

昼食はひな祭り御前、ひなあられも召し上がっていただき、「おいしい」と大好評。

利用者さんと一緒に職員も楽しいひとときを過ごしました。
これから暖かくなりますが、ますます元気でお過ごしいただけるよう願った一日でした。

―赤とんぼ長嶺　介護福祉士―