入所科4階 6月の料理教室は「梅仕事&赤紫蘇」
- 2020.06.29
- ケアセンター赤とんぼ
ケアセンター赤とんぼ 入所科4階では、今年度、一人ひとりのできることに目を向けた自立支援の取り組みとして、年11回の料理教室を予定しています。6月の料理教室は、今が旬の手仕事で、梅と赤紫蘇の2グループに分かれ「梅シロップ」と「赤紫蘇を使ったジュース&ゼリー」作りを行いました。
これまでは包丁を使用するメニューが多かったのですが、手に震えがあったり、視力障害をお持ちだったり、包丁を持つことに自信のない方々にも参加していただこうと、今回はあえて包丁を使わなくて良いメニューを選択しました。
≪102歳と107歳の梅シロップ作り≫
梅シロップ作りをされたのは、なんと102歳と107歳、平均年齢約105歳の利用者さん。超高齢メンバーでの料理教室開催でした。当初はもう1人、100歳代の利用者さんの参加を予定していましたが、当日は残念ながら参加ならず。100歳代女子のトリオでの料理教室の夢は叶いませんでした。
しかし、しっかり100歳代女子のデュオで頑張って頂きました。梅のアク抜きをした後、しっかり拭き乾かし、爪楊枝でヘタを取った後、梅と氷砂糖を交互に瓶に詰めていきました。どんな梅シロップができるか楽しみです。いつか100歳トリオで料理教室が開催できたらいいなぁ。
≪赤紫蘇を使ったジュース&ゼリー作り≫
赤紫蘇グループは、赤紫蘇をちぎる時も、また紫蘇を茹でる時も、とても良い香りがして、アロマ効果も得られました。「昔これで梅干しを漬けてたなぁ」とか、「自分では梅干しは漬けたことがないけれど、母が毎年漬けていたので、この赤紫蘇の香りは母を思い出す」など、昔を懐かしむお話しも聞かれました。
出来上がったジュースはみんなで試飲し、その後はゼラチンを入れて冷やし固め、3時のおやつとしていただきました。りんご酢の酸味が効いて、これからの暑い季節にぴったりのゼリーとなりました。
赤とんぼ入所科4階 笹川(作業療法士)