やわらかな春の日差しに恵まれた平成最後の土曜日、お抹茶会を行ないました。

『お茶室』となった地域交流室には、職員が早朝から肘をすりむいてでも摘んできた野の花や、入居者さんが生けた瓶差しの花々が、おもてなしに大いに貢献してくれました。

ほどよい苦味の抹茶と、ほんのり甘いお菓子で、参加された方々も「美味しかー」「お花のきれいかー」と心もほぐれ、馴染みのない方同士でも自然と会話が生まれていました。
「私も昔お茶をたてよったとよ」と、ご自身の茶碗と茶せんを持参して楽しまれる方など、思い思いに過ごされました。

決して本格的な野点ではありませんでしたが、「ほっこりゆったり出来た～」とのお言葉も頂き、穏やかな時が流れる会となりました。
―介護福祉士　鶴原―