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2019年度 フィロソフィ論文入賞作品のご紹介.その2

フィロソフィ―論文入賞作品のご紹介パート2は、介護老人保健施設ケアセンター赤とんぼの入所科に勤務する、介護福祉士の竹田津恒さんの論文です。

テーマ【明るい未来を信じて 】
ケアセンター赤とんぼ入所科 介護福祉士 竹田津恒

ケアセンター赤とんぼ入所科 介護福祉士 竹田津恒

私は今年で入職し8年目を迎えます。今までまわりに迷惑をかけないようにと仕事を覚え実践してきました。自分の仕事の振り返りとこれでいいのかを確かめたい思いもあり積極的にラダーアップにチャレンジしてきました。
管理ラダー1を取得した去年、副主任のお話を頂きました。その時に「1年後は主任を考えている」と、その時の上司より話をされました。今までは管理業務に興味はありましたが自分が管理業務をするというイメージを持てませんでした。そのため副主任のお話を頂いた時にまず「自分に管理なんてできない。補佐だけなら教えてもらいながらできるけど1年で主任なんて」とできないと思い断ろうかと悩んでいました。
その時に浮かんできたのが「明るい未来を信じて」という言葉でした。そして家に帰りフィロソフィー手帳を読み返しました。すると悩んでいる時こそ未来に希望を抱き、明るく積極的に行動していく事が仕事、人生をより良くしていく。そしてそこに集う人々にも良い影響を与える。という内容を読み、それまで感じていたプレッシャーやできないという思いから少し楽になりました。

そこから今後のフロアの事を考える時、みんなが笑顔になれるフロアを作っていきたい。と前向きに考えるようになりました。そしてそこに集う人々にも良い影響を与えると書いてあるように自分もそのような影響を与えられる人になりたいと思うようになりました。その1年間は今までした事がない業務も多く覚える事ばかりでした。そんな中でも今は明るい未来の為に頑張っている。と考え仕事を覚えられるよう主任に教えてもらい、何でも経験させてもらいました。

現在、6月より主任となり、フロアの責任者という責任のある仕事を頂きました。まだわからない事や悩む事も多く、うまくいかない事ばかりです。しかしこれを乗り越えた時には明るい未来が待っていると考えるようになりました。そうする事で自然と明るく行動できるようになりました。前向きに明るく仕事をしていれば自然とまわりも助けてくれるようになりました。
まだまだ主任になりたてで悩む事、失敗する事は多く明るい未来はまだ先かな、と感じていますがこれを乗り越えれば仕事、人生においての自信が付き、その先には明るい未来が広がっていると考えが変わった事を現在実感しています。

厳しい目標に対しても前向きに取り組めるようになりました。そして今の明るい未来のイメージの一つとしてこれから先、私のような管理者になりたい、あなたが管理者でよかったと言ってもらえるようまわりにいい影響を与えられる管理者を目指していきたいと思います。
そして今以上に笑顔のあふれるフロアを作っていきたいと思います。


優秀賞を受賞して・・・
今回、入所科3階責任者となり初めてフィロソフィー論文でした。責任者になったばかりで初めてする事も多く分からない事や不安な事ばかりでした。しかし、改めてフィロソフィーを読み返す事で今までとは違った視点で読み、感じる事が出来ました。今回感じた事を論文に書かせて頂きました。今後も迷った時はフィロソフィーを読み返しながら業務をしていきたいと思います。