透析看護を経験して感じたこと
- 2023.01.9
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- 所属:
- 仁誠会クリニック大津 看護部
- 職種・資格:
- 看護師
- 名前:
- S.I 、 M.I 、 A.D
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私たちは、看護師としての経験はありますが、透析看護師としては、仁誠会クリニック大津が初めての経験となります。しかし、まだ1年未満という短い期間の中で、多くの事を学ぶことができました。
透析室では、様々な職種が連携しています。分からないことがあった際には聞きやすい環境が整っているため、安心して働くことができています。それぞれの分野が力を発揮することでより良い透析生活のお手伝いが出来ていると思います。
仁誠会クリニック大津は患者さんの自立支援に力を入れています。
「もっと手伝ってほしい」と思う方もいるかもしれませんが、患者さんのセルフケア能力を高められるよう観察し、必要なところのみ援助を行っています。「自宅から通う」ということは透析をした後も自宅で過ごすため、状態が悪くならないように患者さんの生活を見据えて日々関わる必要があります。
患者さんとの関わりを通して、みなさん多くの疾患や困難を抱えていることが分かってきました。手術や癌を患った経験があったりと、想像出来ないくらい大変な思いをされているのに、そのような様子は見せず治療に臨まれています。
患者さんに体調を尋ねると大丈夫という答えが返ってくることが多いですが、その言葉だけで判断するのではなく、透析中のデータや様子を見て判断し、適切な声掛け、対応ができるよう経験を積み重ねていきたいと思います。
わからないことばかりですが日々勉強し、少しずつ透析についての知識もついてきました。今後も皆さんと関わりながら勉強していきます。