リハビリ始めて半年。次の目標は歩いてショッピングモールへ!
- 2022.06.24
数年前から透析治療に通っているAさん。
運動しないといけないからと自分で本を買って勉強しながら運動をしてみたり、歩いたりされていました。これまでほとんど運動経験のないAさん。自己流で頑張り過ぎてしまい、昨年の夏頃から股関節に違和感が出てしまい、ほとんど歩けなくなってしまったそうです。
「介護保険のことは知っていたけど、私でも使えるのかよく分からなくて相談してみたの。」と居宅支援事業所へ相談され、介護保険の申請をされました。
その後、訪問看護ステーションでのリハビリの利用を開始されました。
依頼があったのは12月の寒い時期でした。床からの立ち上がりはふらふらで、杖を使ってなんとか歩かれていました。まずはお身体の状態を確認し、Aさんに合ったストレッチや運動方法を提案しました。自主練習にも無理せず頑張って取り組まれた結果、徐々に動けるようになってこられました。
春に近づくにつれて歩けるようになられ、今では杖なしで近所のスーパーまで買い物に行けるまでに回復。近所の桜並木まで一緒に歩いてお花見しました。
4ヶ月過ぎると趣味のガーデニングもできるようになり、お庭の花壇はたくさんの綺麗なお花でいっぱいです。お花にとても詳しいAさん。いつも楽しそうにお花の説明をしてくださって色々と教えてもらっています。
次の目標は「自宅から少し離れたショッピングモールまで歩いて買い物に行けるようになること」とAさん。自主練習の内容もレベルアップしながら一緒に頑張っています ♪
―赤とんぼ訪問看護ステーション 金子優美(理学療法士)―