こんにちは、暑い日から少しだけ涼しくなって訪問が楽になってきた理学療法士の柳田です。今回は、一軒家の出入り方法の一例についてお話をさせて頂きます。

病気を患ってからの自宅での生活は、様々な支障が見られて来ると思われますが、生活範囲を狭めてしまう大きな要因が自宅からの出入りが大変になる事です。
特に車椅子を用いて移動をされる方にとって、門扉から玄関、上がり框の段差を越える事は介護者の高年齢化に伴い本人・家族にとっても負担が大きくなっています。

以前の手すりを使っていた出入り口

紹介する方は、元々手すりを伝って階段昇降していましたが状態の変化に伴いスロープを利用され、今回車椅子用電動昇降機を利用される事になったＡさんです。昇降機を利用する事で屋外から自室へ直接出入りする事が可能になり介護負担は大きく軽減する事が出来ました。

車椅子用電動昇降機の利用で  自室から直接屋外へ

ぜひ、家の中や外への移動にお困りの方は一度ケアマネージャーさんや利用されている介護サービスの方に気軽に相談してみて下さい。きっと良いアイデアが出てくると思います。※電動昇降機は仮設置でこれから基礎工事予定です。

赤とんぼ訪問看護ステーション　理学療法士　栁田 和宏