赤とんぼ通所科では、毎年ぶどう狩りにいくのが恒例となっており、日々の脳トレや歩行訓練でポイントを貯めて、希望の企画への参加ができた利用者の皆さんも楽しみにされているお出かけ企画のひとつです。しかし、今年は新型コロナの影響でお出かけ企画が難しく、また長雨の影響でぶどうが例年より不作という状況もあり、これまでとは違うぶどう狩りを考えることになりました。

皆でアイデアを出し合い、通所フロアに「赤とんぼ巨峰園」を開園することに決定！
早速それに向けての準備に取り掛かりました。タープを立て、巨峰園から事前に購入したぶどうを吊るし、かわいいぶどうの飾りもつけました。このぶどうの飾りは巧緻クラスの利用者さんがリハビリを兼ね作られたもの。当日、参加された方からは「かわいいね！飾りもとって帰っちゃおうかな！」と大好評!

低い位置にも吊るせるので、普段ぶどう狩りが難しい車椅子の利用者さんも楽しむことができ、とても喜ばれていました。ぶどうを取り終えたら、記念写真を撮ったり、冷えたぶどうジュースを飲んだり、楽しい時間を過ごして頂くことが出来ました。

「ぶどう狩りは毎年楽しみにしているお出かけ企画。今年は行けないかなと思っていたけれど、赤とんぼでしてくれてありがとう。」ととても喜んでいただくことができ、皆さんの笑顔でスタッフも元気をいただきました。

これからも感染対策をしながら利用者さんが安心して楽しめる企画を考えていきたいと思います。

―通所科　介護福祉士　小笠原 詩織―