熱中症アラート発令中
- 2021.08.16
昨年からコロナウィルスの蔓延で自宅にいることが多くなりがちですがまさか、まさか、エアコンを辛抱して付けていない、なんて方は居ませんか?熊本は梅雨が明けてから、連日のように熱中症警戒アラートが発令されており猛暑が続いています。
◆熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。
tenki.jpのホームページより
◆一見家の中にいると熱中症予防になりそうですが、熱中症発生件数が一番高いのが屋内なんです!
窓を開けて風を通しても外気温が高いので効果はありません。熱中症は命に係わる重篤な状態を招きます。
◆こまめな水分補給は当然ですが、気になる電気との兼ね合いは?
まず、エアコンを入れる前に窓を開けて換気をしましょう。
*30分ほどの外出ならエアコンはつけっぱなしがお得!
→エアコンに限らず電気製品は最初の稼働にエネルギーを消費するのでこまめなオン・オフを行うと余計に電力を消費することが分かっています。
*エアコンのつけ始めは一気に冷やしましょう!
→エアコンをつけるとき遠慮がちに温度を高めに設定するとなかなか温度が下がらず電気消費が高くなるようです。一気に冷やして、その後適温へ温度を上げて安定させた方がいいようです。
冷えすぎにならないよう、こまめに温度調節をしましょう。 冷房時に1℃高めに設定すると約10%も節電になります。
*風向きは、冷房時は冷気は下に溜まるため水平に!
→扇風機を併用して、空気をかき混ぜ循環させることで、お部屋の温度のムラを防ぐことができます。
日中にエアコンをつけるのはなんだかもったいない、そんな気にもなりますが、熱中症は命に関わるので上手に活用していきたいですね。お部屋の温度が適温レベルになったら、ON/OFFを繰り返すより設定温度の調節をして適温を維持しましょう。電気のムダな消費を抑えられます。
tenki.jpのホームページより
特に透析をされている方は熱中症=脱水となり、シャント閉塞に繋がります。これらに気を付けて、残りの夏の暑さを乗り切りましょう!
―赤とんぼ訪問看護ステーション 福間(看護師)-