第4回 摂食嚥下サポーター認定研修会に参加して
- 2021.02.8 | お知らせ
テーマ:嚥下スクリーニング・嚥下評価について
まず嚥下障害について器質的障害と機能的による障害とわかれることを学びました。
嚥下に関係する器官に問題があるか、パーキンソン病等脳の病気で動きが悪くて起こす障害とあるのだと学びました。またサルコペニアの嚥下障害で透析患者が多いことを知り透析の利用者に対して食事の状態や変化には注意が必要と実感しました。
嚥下スクリーニングテスト
2人1組になりまず聴診器にて咽頭の音を聞く頸部聴診法の実践しました。利用者に対して嚥下評価する際に職員が聴診器を使用しているところを以前からみており一体何を聴いているのかな?と思っていました。初めてこの研修で聴くことになりブクブクと音がないか呼吸はクリアかと注意点を知り、始めて頸部の音を確認しました。呼吸の音、飲み込むときの音を聴きこのような物をきいていたのかと感じました。その後反復唾液飲み込みテスト、改訂水飲み込みテストも実施しました。
最後にKTバランスチャートについて
入所科3階のミールラウンドでも最近取り組み始めたものでまだ浸透はしておらず、どのようなものかいまひとつ不透明でした。今回、他職種でのアプローチの為に使用すること、弱みや強みを見えるようにしたものだと理解しました。今後ミールラウンドでの活用に活かしていきたいと思いました。
自分は今年度に初めて食事委員になり、食事に関しての難しさや大変さを感じて業務にあたっていましたが、今回の研修を受けて自分の食事に対する理解が増えました。今後、職員に対して助言ができたり、ご利用者に対して食事の取り組みに活かすなど、行っていけたらと思います。
―赤とんぼ赤とんぼ入所科3階 藤本貴士(介護福祉士)―