見ていてくれる周囲の「温もり」

私はここ仁誠会のヘルパー養成講座を受講後に赤とんぼへ入職し、今年でちょうど10年が経ちました。介護の仕事は全く初めてだった為、最初の1~2年はわからないことばかり、不安でいっぱいで慣れるまでかなり時間がかかったように思います。ですが、沢山の先輩方の指導・同僚職員のサポート・研修の充実と職場環境に恵まれたこと、何より沢山の利用者様との出会い・笑顔を見ることで仕事へのやりがいも感じていきました。そして、入職当初より目標にしていた介護福祉士・ケアマネージャーの資格を働きながら取得し、現在では希望していた施設ケアマネージャーをさせて頂いております。

日常的を普通にするために

赤とんぼでは老健の役割として、自立支援と在宅復帰を目標に、利用者様がリハビリをして、自宅へ帰ることを目標に支援しています。同時にご家族へも介護指導・在宅生活へのアドバイス等を実施しながら、どうしたら家に帰れるか、多職種連携で考え、ケアを展開しています。また、他施設にはない特徴として、オーストラリアのダイバージョナルセラピー〔利用者様の楽しみの実現・その人らしく老後を楽しむ〕を取り入れ、利用者様一人一人のこれまでの人生に目を向け、気持ちに寄り添うことで、その方のこれからの人生を少しでも輝かせること、楽しみのある毎日が過ごせることで、リハビリや在宅復帰への意欲を引き出し、少しでも自己実現が出来るようお手伝いできればと思っております。

最高の憩いでなく、利用者の自己実現を

私自身も赤とんぼで働かせて頂くようになって、自己実現が出来、また楽しんで仕事をすることの大切さ、利用者様・ご家族・職員同士のコミュニケーションの大切さを学び、大きく成長したように感じます。
介護の仕事は大変な仕事ではありますが、それ以上にやりがいを感じることのできる仕事です。これからも自立支援・在宅復帰を目標に、たくさんの利用者様が自己実現できるよう、お手伝いできるケアマネ・介護士でありたいと思います。
そして、赤とんぼは元気になって家に帰ることのできる施設である事、また利用したいと思ってもらえる施設となれるようこれからも多職種連携で取り組んで行きたいと思います。