赤とんぼ訪問看護ステーション看護師の「訪問バッグ」の中身は?
- 2021.01.18
訪問に行くと「荷物が多いねぇ。何が入ってるの?」などと、利用者さんやそのご家族、ひいては、自分の家族からも言われます。その時はいつも「はい。いつでも夜逃げできるように貴重品入れてます」などと、つい冗談を言ってしまいます。
もちろん、夜逃げの予定はありません(笑)。バッグの中は、訪問に必要な物品、七つ道具プラスαが入っています。記録用ノート、血圧計、体温計、最近注目のパルスオキシメーター、他、傷などの洗浄に使用するボトルやプラスチック手袋、ハサミ、メジャー、何かの時の滅菌ガーゼやテープ、フラットシーツ等々…。書き出したらキリがないくらいです。もちろん毎回使用するわけではありませんが、何があるかわからないので‥‥。そこはしっかり準備して、といったところです。
本邦初公開!? 訪問バッグの中身!(一部)
\液体の手指アルコールもコロナ以前から持ち歩いてます。これだけあるとそれなりに重たいですよ~!/
① 記録ノート ②尿キャッチ ③ノロセット ④洗浄ボトル ⑤アルコールジェル ⑥防水シート ⑦泡石鹸 ⑧血圧計・体温計・パルスオキシメーター ⑨ごみ袋 ⑩滅菌ガーゼ ⑪ハサミ・テープ ⑫消毒 ⑬メジャー・爪切り ⑭プラ手
やはり訪問して何が一番大事かといえば、自分たちの五感です。見て、触って、他にも匂いなどを使っての感覚、が大事だと思っています。そこで感じた違和感を血圧計や体温計など道具を使って確かめ、さらに知識と技術を総動員して次につなげていく、それが私たちの仕事で要になるところかと思っています。もちろん気持ちに寄り添う、そこも外せないところです。
これからも七つ道具プラスαを携え、様々に研鑽し利用者さんの在宅生活を支えられるよう努力していきたいと考えています。
赤とんぼ訪問看護ステーション 福間由紀子(看護師)