仁誠会は「SDGs」に貢献するシステムを導入しました
- 2020.12.12 | お知らせ
今般、「透析熱回収ヒートポンプシステム」と「地下水膜ろ過システム」を導入し、11月30日に稼働いたしました。
「透析熱回収ヒートポンプシステム」は、通常処分していた透析排液の熱エネルギーをヒートポンプで回収し、少ない電力でより多くの熱エネルギーに転換しRO装置の原水を安全に加温することができます。これによりCO2排出量を大きく削減することができます。
「地下水膜ろ過システム」は、ろ過した井戸水を人工透析治療に使い、災害等の有事における医療体制の維持と地域住民の皆様への生活用水提供を可能としました。
また、今回の工事と並行して、施設から出る最終排水をpH処理する「pH中和処理装置」の設置も行いました。「pH中和処理装置」は、最終排水のpH値を測定し、排水を中性域に調整するものです。
今後も仁誠会グループは医療と介護の一体化で地域に根ざした施設運営を目指すとともに、SDGsの目標達成に貢献するグループとして活動してまいります。
― 仁誠会 事務次長 村上 ―