入所科4階 7月「男の料理教室」
- 2020.08.11
- ケアセンター赤とんぼ
ケアセンター赤とんぼ 入所科4階では、介護士・看護師・理学療法士・管理栄養士がチームでサポートしながら、お一人おひとりのできることに目を向けた自立支援を行っています。その一環として、利用者さんの作りたいもの、食べたいものを事前に伺い、栄養科とリハビリテーション科が一緒に利用者さん主体の料理教室を行っています。
今年度4回目となる料理教室、今回は、「焼き鳥が食べたい!」とのS氏の希望を叶えようと、焼き鳥に挑戦しました。これまでは圧倒的に女性の参加が多かったので、今回は「男の料理教室」と銘打って、料理をあまりしたことのない方でも参加しやすいよう、食材を串に刺して七輪やホットプレートで焼くシンプルなスタイルに。焼き上がりを想像しながら自分で肉を焼くことで食欲を増し、今後の食事やリハビリへの意欲に繋げてもらえればと企画しました。
食材に使った枝豆とミニトマトは、この日のために、みんなで育てた家庭菜園(早く大きくな~れ!みんなで育む入所科4階 家庭菜園)のもの。当日のお昼に利用者さんが収穫されました。
食材の串打ちは、みなさん真剣そのものの表情。トマトをベーコンで巻いて串に刺す難易度の高い作業では、やり直せばやり直すほどベーコンが裂ける想定外のハプニングも!
串打ちが終わり七輪で焼き始めると、炭のはぜる音、肉汁が焼けた炭に落ちる香ばしい匂いに食欲が刺激され、早くも「早よ食べよごたー」と待ちきれない声が上がりました。みなさん焼け具合に注意を払い、絶妙の焼き加減で焼き進めておられました。
お待ちかねの試食では、みなさん満面の笑みでノンアルコールビールと焼き鳥で乾杯!
収穫したての枝豆も得意げに主張していました!
参加された利用者さんからは、次の日になっても「昨日は楽しかった!」「美味しかった!」「またしたいね!」とアンコールの声が。「男の料理教室」楽しんでいただけたようです。
現在も新型コロナの影響で料理教室や企画が縮小され、楽しみが少なくなりがちですが、毎月の料理教室をはじめ、利用者さんに楽しんでいただけるものをスタッフ皆で知恵を絞って考えています。今後も人生の楽しみや生きる喜びにつながる楽しい企画ができるように頑張ります。
ケアセンター赤とんぼ 入所科4階 坂本(介護福祉士)