赤とんぼ通所リハビリテーション科のチャレンジプロジェクト「園芸」を紹介します。
春、苗植え付け準備から始まってやがて3ヶ月。利用者さんの希望で植えたイチゴ、トマト、マクワウリ（メロン）の苗も、初収穫をするまでに成長していっています！

なかなか実がならなかったイチゴが、5月に入ってだんだん暖かくなったことで色づき始めると、「今日は赤くなったかな？」とみなさん窓越しにイチゴの成長を楽しみにされるようになりました。赤く色づいていく様子や収穫は、赤とんぼ畑掲示板でお知らせし、畑に行くことができない利用者さんともイチゴの成長や収穫の喜びを共有することができました。

6月に入るとトマトの苗がグングン成長し、実が鈴生りに。以前トマトを作られていた利用者さんたちの知恵と技をお借りして、今年も豊作です！「これはもういいね！」「こっちはもう少し日に当たってから」とみなさんワクワクした表情でトマトの成長を楽しまれていました。

6月半ばには初収穫！次はいよいよ試食です！
コロナの感染予防をしっかりしたうえで、試食しやすい形に包丁でカット。久しぶりに包丁を握ったUさんは「手が悪くなって3年振りに包丁で切ったけど、みんなが食べられる形に切ることができ、喜んでもらえて嬉しかった」と達成感を感じておられました。赤とんぼ畑で採れた初物のトマト、新鮮で採れたての味にみなさん笑みがこぼれ、会話も弾んでいるようでした。梅雨明けにはトマトを使った調理訓練にも取り組みたいと思います。

通所リハビリテーション科 高山（作業療法士）