「訪問看護が来てから救急車に乗っとらんばい!」
- 2020.04.12
【菊陽町と大津町の境界にある赤とんぼ訪問看護ステーションでの事例紹介】
A氏の訪問看護依頼を受けたのは、1月の寒い時期でした。
いつの間にか、今では桜が満開で行き返りにはとても癒しになっています。
A氏は、透析患者さんで在宅酸素を使用されています。
訪問を受ける前は、息苦しさや胸部不快から1か月に何度も救急車で基幹病院へ搬送されたり、不安からクリニックが開錠されるのを駐車場の車中で待っておられることも度々あったそうですが、今では、徐々に笑顔が増え、息苦しさを訴えられることが減ってきました。非透析日の午前中は仕事も出来るようになって、活き活きと仕事の話をされます。
ちなみに、訪問看護では、健康管理、生活指導を目的に訪問開始し長期留置カテーテルの生活と入浴の注意点についてリーフレットを作成し指導を行いました。「訪問看護が来てくれるようになってから救急車に乗っとらんばい」とご本人から聞けて嬉しくなりました。
今後もご利用者さんのご希望に添える努力を惜しまず、安心の訪問看護サービスをご提供していきます。
―赤とんぼ訪問看護ステーション 永野 トシ-