赤とんぼ通所リハビリテーション「ピアカウンセリング」を行っています
- 2020.05.15
- ケアセンター赤とんぼ
赤とんぼ通所リハビリテーションでは、利用者同士によるピアカウンセリングに取り組んでいます。
ピアカウンセリングは、同じ立場にある仲間同士で話を聞き合い、共感し、解決策を見出すもの。
この日のカウンセリングでは、会話を通して楽しく発語しようと、カードを使ったゲームを交え、言葉のキャッチボールを楽しみました。
今回参加されたMさんは、利用当初は他の利用者さんとほとんど会話がなく、自分の席で無言で過ごされることが多い方でした。そのMさんが今回のピアカウンセリングの中でスタッフにはあまり見せない笑顔で参加者の利用者さんと談笑される姿があり、日頃とは違う一面がみられ担当セラピストとしてとても驚きました。
通所利用者さんという同じ立場だからこそ「共感」でき、「素直な感情」が出せたのだろうと思いました。
今後もこのような活動によって利用者さんの色々な感情を引き出し、精神ケアに繋げていきたいと思います。
―通所リハビリテーション 宇野(理学療法士)―