介護ブログCareBlog

赤とんぼ長嶺 「みんな笑顔のひな祭り」

現在、赤とんぼ長嶺では、新型コロナウイルス感染症に対する感染対策の一環として、面会制限をさせていただいています。ご家族と会えず気落ちされる入所者さんもいらっしゃいますが、そのような中でも皆さんに楽しんでいただこうと、2月29日(土)に、ひな祭りのレクリエーションを行いました。

当初予定していた託麻北小学校 音楽部の児童によるボランティア演奏は、感染症対策のため演奏の様子を収めたDVDを上映することに。奏者の中には職員の子供もおり、入所者の皆さんも「ひな祭り」の演奏に合わせて歌い、楽しんでおられました。

赤とんぼ長嶺のひな祭り3
この日のおやつは、桃の節句にちなんだ甘酒と雛あられで、「本当にお酒は入っとるとね?」「おいしかね、おかわり!」と堪能される方、黙々と雛あられを食べいつの間にか空っぽの方、普段おやつを食べる習慣がない方にも、しっかり味わっていただけました。
赤とんぼ長嶺のひな祭り4
おやつの後は、職員手作りの衣装でお内裏様とお雛様に扮していただき、記念撮影を行いました。最初はみなさん恥ずかしがって、なかなか先陣を切ろうとされません。そこで、男性入居者さんにお願いしてお内裏様の衣装を着ていただくと、まるで平安時代の絵巻物から抜け出してきたような風雅な装い。「よく似合っとらすね、よかねー」と声が掛かります。女性陣も順に前に出られ、はにかむ表情が(失礼ながら)とてもかわいらしく、どなたも良く似合われて、衣装を手作りした職員も大満足でした!

赤とんぼ長嶺のひな祭り1 赤とんぼ長嶺のひな祭り2

感染対策でいつもと違う環境でしたが、入居者の皆さんに明るい表情を見せていただき、毎日の対応に追われる職員も楽しい時間を共有させていただきました。1日も早く、いつもの日常が戻り、みなさんが笑顔で過ごせますように。

赤とんぼ長嶺 坂本・沢幡(看護師)