11月の日曜営業は、花いじり、土いじりが趣味の利用者さんが多いことを受けて園芸を行いました。
花の苗はパンジー、ビオラ、ワスレナグサ、キンギョソウ、ナデシコ。利用者さんに好きな花を選んでいただきプランターに植えてもらいました。

鮮やかな花の色に、皆さん「きれいねえ」と声をそろえておっしゃいました。
ワスレナグサを選んだ利用者さんは、「小学生の頃、俳句の授業があったんだけど、その時の私のペンネームが“忘れな草”だったのよ。この花に今回巡り合えたのは縁だから持って帰るわ」と小学生だった80年前を思い出し、童心に帰って笑顔で楽しまれていました。
パンジーを植えられた利用者のお一人は、「園芸は生まれて初めて」とポットから苗を取り出すことに初挑戦。真剣な表情で植えていらっしゃいました。

最後は肥料を施し、水をまき、プランターを通所の入り口に並べました。
毎日眺めに行く利用者さんもおられ、園芸は生活に豊かさと彩りを与え、癒しを提供してくれることを実感しました。
今後も花のある暮らしを目指し、月に1度、花いじり、土いじりができればと考えています。

赤とんぼ黒髪 渡邊（理学療法士）