通所ご利用者と管理栄養士のコラボ!「防災対策と備蓄食品アレンジレシピ」
- 2019.09.9
- ケアセンター赤とんぼ
8月29日赤とんぼ通所リハビリテーション科で、9月1日の防災の日を前に、赤とんぼ管理栄養士による通所勉強会を企画しました。通所のご利用者に防災士の方がおられるので、是非、防災について話をしていただきたく、ご本人からのご返事も頂き、通所ご利用者と管理栄養士のコラボ勉強会になりました。
通所ご利用者 防災士 松藤健太さんに感想をいただきました。
『防災士として、大切な命、身を守るための防災対策について話をさせていただきました。
身近でできる防災対策として
①事前の備えについて~家族で確認しておくこと(連絡方法・避難場所等)準備物品(食料や水、貴重品や応急常備医薬品、生活用品)ラジオや携帯電話懐中電灯等の必需品を分かりやすいところに準備する事
②地震/大雨/火災が起こった時の心構え~慌てないでまず身の安全・火の元確認初期消火・出口を確保安全な避難・正しい情報・家族の安否確かめあう・協力出来れば救出救護・避難の前に電気ガスの確認等について話しました。
消火器の使い方もレクチャーしました。手で持つ場所、風向き、噴射口の向け方等注意事項を話し職員と利用者は身を乗り出して聞いていました。“慌てたらいけないね”や“避難する時の準備が大事だね”と感想を言っていました。
熊本地震から約3年半・・・多くの利用者が災害への備えを考える良い機会になりました。』
防災士 松藤健太さんの講話の後に、栄養科からはアルファ米の紹介をしました。アルファ米を実際に見てもらい、DVDでアルファ米のアレンジレシピ「チキンライス」を紹介しました。アルファ米の認知度は低く、ご存知の方は30名中わずか2名でした。「お湯を入れたらどの位で食べられるの?」「どこで売ってあるの?」「アルファ米をしっかり覚えておかなくてはいけないね」等の質問や意見があり、参加された皆さん興味津々でした。
9/1の防災の日を前に、災害についてみんなで勉強する良い時間になりました。参加された方で、災害用備蓄食品を準備されている方は3名でした。
これを機にご飯(アルファ米、乾パン、レトルトご飯等)、おかず(さんま缶、さば缶、ツナ缶等)、水等をご家族に合わせた量を準備しておきましょう。
また、年に1回は備蓄食品を見直して、賞味期限が近いものは買い替えましょう。
次回は11月に風邪予防の勉強会を予定しています。
―赤とんぼ管理栄養士 橋爪/髙橋-