フォーラムの運営のご担当者より、仁誠会の「障害者雇用の報告」をとご依頼を頂き、6月22日（土）に講話を行いました。当日、熊本障害フォーラムには多数の加盟団体の方が参加されていました。

講話の内容としては、仁誠会の障害者雇用経緯について、3名の職員を紹介させていただきました。

受け入れの経緯や勤務時間、仕事の内容。
就労支援事業所からのご紹介や支援学校からの職場体験実習を経験されたこと。
その結果、ご本人さんが働きたい、施設側も働いてもらいたいと、双方の気持ちがマッチングしたこと。
また、契約時には親御さんにも参加頂き、話合い、施設内の案内にも同席していただいておりますが、この事は大切なお子さんを送り出される親御さんの安心を、ご提案することにあります。
ご家庭と職場の連携がとても大切です。

業務内容では、本人の希望なども取り入れ、スケジュールやマニュアルなども作成し、教育担当者を設けたこと。また、やる気のモチベーションアップのためにも、特技を生かした趣味の講座なども担当していただいていることなどもご報告しました。
なお、雇用だけでなく、障害者施設のサポートとして、商品の販売の場所の提供や広告などの支援もさせていただき、昨年、障害者サポート企業・団体の認定を頂いたこともご報告させていただきました。

今回、「障害者雇用フォーラム」に参加させていただき、人には個人個人の特性がある。その人の適正を見極めて配置することや、業務内容を考える事が重要であること。
この事は障害者の方だけでなく、すべての職員に対しても同じことがいえるということを学ばせていただきました。

これからも共に支えあいながら仕事・生活が楽しく過ごせる社会になれたらと思った1日でした。

仁誠会　事務科長　　磯崎美千代