赤とんぼ大津では、毎月利用者さんのお楽しみ企画を実施しています。今回は系列の赤とんぼに携帯用ピザ窯があるので、それを借りて利用者さんと一緒にピザ作りを楽しみたいと思い、企画しました。

ピザを焼くなら、そこにのせるミニトマトも自分たちで植えたら一層ピザが美味しく感じられると思い、４月末にミニトマトも植えることにしました。４月に転居してこられた利用者さんお二人に植える所からお願いしたところ、普段よりミニトマトの成長も気にかけられ、そのことで周りのみなさんとも会話が増えていかれました。

7/18（木）当日は、午前中にミニトマトを収穫し、午後からピザづくりをしました。

ピザ窯を設置した屋外では、男性の利用者さんに火が消えないように職員と一緒に見守りをしてもらいました。

その間、女性の利用者さんにトッピングの用意をしてもらいました。

「ビニール手袋があるけん、切りにくい～」とおっしゃりながらも、慣れた手つきで食材をカットされ、トッピングチームは「どればのせたらよかですか？」と好きな食材を乗せたり、目の前の食材を全部乗せてテンコ盛りになったりと思い思いのピザが出来上がっていきました。

チーズがとろけて、おいしそうな焼き色がついたピザが焼き上がりました。

食後間もないため、そんなに召し上がられないかな・・・という心配をよそに、みなさん「おいしか～」「次はまだ焼けんとですか」「もうないですか？」とフロアはワイワイ賑やかになり、窯での焼きが間に合わず、トースター2台も出動することに！！

普段は用意された食事で、量も決まっている利用者さんにとって、自分で作ったものを、お腹いっぱいたべられることはなによりも幸せなことだと、みなさんの生き生きとした笑顔から感じ、私たちも幸せな気持ちになりました。

―赤とんぼ大津　フロント―